3D HUBsという選択肢
How to make (someone make almost) anythingというコンセプトに関して、やはり言い方がまずいだろうと反省したので、協力を要請するという表現に変更しようと思う。この方が、僕の意図しているものに近いからだ。究極は、コンカレントエンジニアリングだと言い切れるくらいの協力関係ができる相手が見つかれば良いのだが、それは長期戦だ。そこを見据えつつ何ができるのかを考えていきたい。
3Dプリントサービスというものが巷にある。でも、中央を持たない分散的なシェアリングサービスという意味で3D HUBsを使えないかと考えている。そちらの方が、新しい時代のコンセプトに合うと思うからだ。中央集権型の組織から分散型組織への転換期に僕たちはいる、と僕は勝手に思っている。ブロックチェーンがその最たる例だし、Gitなんかもそうじゃないだろうか。シェアリングサービスのプラットフォームは中央でプラットフォームを提供する企業がいるじゃないか、というのもごもっともな意見だが、シェアリングサービスという思想が、分散型の経済に近いものだと思うので、文脈としては近い位置にいるのではないだろうか。それに、こういうプラットフォーム自体が集権的な構造から脱却して分散型のシステムとして生まれ変わる可能性だって残されている。僕は、GoogleやAmazonなんかのプラットフォーマーのみに富が集中するようなシステムよりも、分散型のシステム上を共有しつつ同じようなシステムが構築できた方が、望ましいように思う。
そもそも日本で使えるの?
話が大幅に脱線してしまった。
しかし、そもそも日本にHubとなる拠点はいくつあるのだろうか?僕が住む関西にHubはあるのか?
調べてみた。
拠点は5箇所ある。4箇所が関東で、残りの1箇所は熊本県だ。関西にはない。もっと、3Dプリンタ所有者っていると思うので、Hubに登録している人の割合がかなり少ないということだろう。それでも、今日の収穫は、3D HUBsを日本でも活用できるということがわかったことだ。郵送してもらうのに、お金がかかるだろうけれども、それは他のサービスを利用しても同じことだ。ということで、3Dプリンティングの第一候補は3DHUBsということにしておこう。(価格比較により心が揺れる可能性は残されている)