●オーディオ
次はオーディオについてだ。
これはインベントリにリストアップされている40セントの小型スピーカーだ。諸君はこれを用いて音を作ることができる。そうするためには、僕たちはここで電流のスイッチングを始めなくちゃならない。
つまり、それは僕らがMOSFETトランジスタを取り扱うということを意味する。
MOSFETのパフォーマンスは本当に素晴らしいものだ。技術者たちがしのぎを削って開発してきた歴史がある。
そして、このMOSFETは大量購入すればひとつあたり12セントで手に入れることができる。これは30V, 1.7Aに切り替える。
1.7Aってのがどのくらいの強さかっていう感覚を持って欲しいんだけれども、ShopBotのモータを動かせるくらいの強さだ。そう、これはShopBotを駆動させるのに十分な強さなんだ。
ここに、2つのタイプを示そう。
ひとつは、N-MOSFETで、もうひとつはP-MOSFETだ。
N-MOSFETは電流を引き込む。この電流はグランドに向かう。一方P-MOSFETは電流を放出する。この電流は高電圧側に向かう。
そして、最初の例をここに示そう。
僕が今お見せしているのは、仮想デスクトップにあるオーディオだ。ローカルで再生してほしい。
いずれにせよ、この例ではスピーカーからビープ音を発生させている。
そして、この基板にはスピーカー用のコネクタとバスがある。
そして、これがここで行われることの全てだ。
ここには、パワートランジスタを搭載した基板がある。
そして、これから説明するようなことが回路の中で起こっている。
このスピーカはインダクタのように振る舞う。
MOSFETは接地されている。これらは電源に接続される。そして、ここにプロセッサがある。
僕はとある裏技を使っている。それは、Hi-Fiオーディオのために用いられる技だ。
出力をオンオフするとき、これはエンドにあるMOSFETをオンオフする。そして、オフの時何も起こらない。
オンにすると、電流を引き込み電流はグランドに流れる。
だから、僕が行なっていることは、オーディオがオンになったときに、電流をスピーカを通過させるように引き込むということだ。そして、回路が電流を引き込むことにより、スピーカを一方向に引っ張る。
ここで良いオーディオを作る方法の1つは、両側でこれを駆動させるってやり方だ。
(以下、随時更新中)
(つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。
そしてそのことに関しては僕はまた説明しようと思う。