Web開発について Gitを使えば、僕たちは自分のコンピュータで作品を制作しつつ、サーバにアップロードすることができる。僕たちは、他の誰かがシェアしたファイルは何だって使える。でも、その誰かがどんな作品を作っているのかを知るには彼のwebサイトを見るのが普通だ。だから、この講座ではwebサイトの作り方も学ぶ。
W3Cという組織がウェブを標準化した。そしてHTMLがWEB標準だ。Mozillaがこれを管理してくれているのは本当に素晴らしい。ガーシェンフィールド教授はWEBのプロトコルをドキュメント化するのとを好んでいる。彼は、彼の学生たちにドキュメント化するように強く勧めた。
HTML5はWEBの発展系で、この講座でもアプリケーションの制作などのために何度か使用する。
プログラミング、信号処理し、メディアはブラウザ上で高速に動作する。これらが、標準的なWebの使用方法だ。特定のサブセットがある。 (※サブセット フルセットの対義語。一部。)
Jadeはざっくり言うと、HTMLを書くのを楽にしてくれるツールだ。 君たちははWEB標準によりWebページを構築することができる。いろんな方法がある。次に紹介するのは超ローテクなエディタだ。だって、テキストしか扱えないんだから。emacsはテキストしか扱えない。でも、オプションの範囲が広いことにお気づきだろう。 僕は結局のところ、いつも一番単純な機能しか使っていない。僕はバッファされていない根本的なリアリティに親しみを感じる。ほら、Webページがすぐ反映されるでしょう。
ここにリポジトリがあるかって?
あるね。 僕が今、何をしているかって、そりゃ、Webページを開くためのテキストエディタを使っているんだ。そんなに複雑ではない。
ちょっと見てみよう。こうすると、太字になって、ここをこういじるとURLが追加される。これ、実際にWebページを手で編集してるんだよ。みんなやりたがらないけどね。 でも、僕はほとんどのページを手で編集している。なぜって、僕はHTMLコードをよく知ってるし、こうする事で僕の好きなようにいじる事ができる。だから、みんなやってみよう! 君たちが使うであろうエディタはWEB開発用に設計されている。君たちの多くは、EclipseなどのWEB制作ツールを使うことになるだろう。 ここでLibre Officeについて話そう。Libre OfficeはオープンソースのOfficeソフトウェアだ。この中で、Libre Office WebがWEB開発用のツールになる。ワープロソフトみたいな見た目だろう?でも、このワープロみたいなものでWebページを作れるんだ。Microsoft Wordの扱いが得意だったら、このツール、気にいるだろうね。
本当にワープロみたい。でも、実際はWebページを作ってる。
あとはSea Monkeyなんか最高だね。もともとは、FirefoxやThunderbirdなどと同じMozilla Suiteのひとつだった。これらのSuitesは分裂したが、Web開発ツールはSea Monkeyとして今でも入手可能だ。無料で使えるクロスプラットフォームのオープンソースソフトウェアだ。つまり、LinuxだけじゃなくてWindowsやmacOSでも使えるって事だね。これらのツールはホントやばいWEB制作ツールだ。このツールをぜひ使って欲しい。なぜかと言うと、これを使う事で、君たちは単にWebページを見ているだけの人から自分の力でWeb上で発信できる人に進化できるからだ。編集用のフォーマットでは単純な書き込みが可能だ。そしてこれはGUIツールでもある。商用であればDreamweaverがWeb制作ツールとして有名だね。 このように僕たちには選択肢がたくさん用意されている上に、流動的だ。僕たちはここでたくさんの選択肢を示すけれども、正解なんてない。 それぞれのツールは、異なるテイストを持っている。だから君たちがやるべきことは出来るだけ多くのツールを試してみることだ。実際に使って見て、どれがしっくり来るか。みんな、好みがあるだろう。それに合わせて選び取ればいい。 オーケー、これでWeb制作できるね。 Webサイトって色んなページから成り立っているよね。ペラペラの1ページのwebサイトをから、他のページへリンクをたくさん貼り付けているwebサイトまで、色々ある。コンテンツを管理するツールもあるだろう。次回はそのようなツールについて話そう。
(つづく)
講義の目次は【和訳版】FabAcademy 2016からご覧ください。
※この記事はFabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。