チュートリアルの重要性
よし、では最初に戻ろう。今説明したことは、君たちがチュートリアルを進めなければ意味がない。 チュートリアルを完了した後に、GitLabのIDとパスワードを設定してくれたまえ。君たちのラボのリポジトリにコピーを保存するんだ。これらの作業は自分でできるだろう。ここで僕がやってみようか。テストとしてリポジトリを作成する。 ファイルを用意して、アドレスの準備が終わった状態だ。そして、このメッセージテストにより、僕はリポジトリを作成してファイルをコミットしたんだ。 さあ、このリポジトリのクローンを作ろう。これで、一連のコマンドを試したことになる。僕は大規模なサーバの話しはしていないね。でも、チュートリアルの一環として、このちょっとしたテストファイルを作る際は、小さめのリポジトリを作るべきだ。リポジトリを作る練習をして、プッシュ、プル、マージすることで、これらのスキルを全て習得しするんだ。つまり、実際にクラスで使う前に砂場で遊ぶみたいに試してみようってことだ。 こういうやり方は、スパイラル型開発っぽいやり方だ。小さなリポジトリをつくり、テストし、講座用のサイトを作る準備をする。そして、君たちのインストラクターの助けも借りながら、実際のWebサイトを作ってみよう。
Lesson1の課題 さて、今週は3つの課題を出題する。ひとつは最終課題の候補を選ぶことだ。もうひとつはWeb開発ツールを一通り試して見ること。過去のガイダンスなんかを見ながら、Web開発を始めて欲しい。そして、残りの1つはGitの使い方を習得し、君のリポジトリにGitを使ってWebサイトを作ることだ。 これらのひとつひとつの課題に対して、学ぶことはたくさんある。だから、この講義の後に、これらのリンク先に目を通しておいて欲しい。また、ビデオも公開される。 その後、君たちのラボでミーティングするんだ。君たちは独りで進める必要はない。グループとしてミーティングをして、来週の講義の時のレビューで、また集まろう。 僕たちは、Git、リポジトリ、Web開発についての質問に対して答えて行こうと思う。そして、乱数生成プログラムを実行しー諸君はすでにWebページの更新を行なっているだろうからー君たち生徒のWebページに行ってみようと思う。僕たちは、ランダムにページにアクセスできるツールを持っている。僕たちはランダムに君たちのページを見ていくから、Webページを作っていない人はいないだろうと思っている。ひとりあたり、5分くらいの時間を割り当てようと考えている。 そして、君たちが、自分のプロジェクトについて語る。そのプロジェクトのために何を学び、行うのかを聞きたい。どんな問題意識があるのか。どんなバックグラウンドを持っているのか、などもね。
それでは、次回はLesson 2 で、お会いしよう。
講義の目次は【和訳版】FabAcademy 2016からご覧ください。
※この記事はFabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。