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Lesson 4. エレクトロニクス・プロダクション §33. マイコンボードを作ろう


マイコンボードを作ろう

 さて、今回の課題について話しをする時が来たね。君たちにはマイコンボードを作ってもらう。50ドルくらいで手に入るものだが、これを数ドル程度で作ることが可能だ。Arduinoの開発者のひとりである David Malice が”How to Make...”のクラスで製作した 複数のバージョン から選択することができる。これが、彼のデザインしたものだ。  その他にも、 Andy という学生が”How to Make ...”のクラスを受講した時に、彼は素晴らしいアイディアを思いついた。それは、コネクタをなくすというものだった。フィンガを削り出してUSB端子に接続できるようにしたんだ。こうすることでコネクタを廃止したんだ。 Valentin は素晴らしいデザインを行った。それは、ちょっと一貫性のないことだ。君たちはプログラム基板をプログラムする必要がある。  Davidのデザインでは、半田付けされたジャンパを用いていた。一方で、Valentinのデザインでは、スナップが設けてある。基板を切削できるということを利用して、スナップの形状を作ったんだ。  だから、プログラミングしたあと、この小さな部品を取り外して、同じ形状の他の部品をはめ込んでやると、これは異なるマイコンボードになる。そんな、素晴らしい仕掛けが施されていたんだ。  この講義のビデオ録画担当の Zaerc が講座を受講していたのは一年前だと思うんだけれども、彼も 素晴らしいバージョン を作り出した。今まで紹介したものはATinny44という14ピンパッケージを使っていたが、Zaercは他のプロジェクトを作り上げたんだ。それは、もっとコンパクトなバージョンで、8ピンパッケージのものだ。そして、これが全ての中で最もシンプルなものだろう。  でも、今紹介した彼らのプロジェクトは、同じことを行なっているんだ。

つづく

講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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