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Lesson 4. エレクトロニクス・プロダクション §36.ダイオード


ダイオード

 次に移ろう。これはダイオードだ。僕たちは電圧を固定するためにダイオードを使う。これには向きがあるから、パッケージの横側にラインが設けられている。これの役割を説明するには、僕たちが作ろうとしている回路の図をもう一度見てみれば良い。ここにはAとCという記号が見えるだろう。  これはダイオードのアノードとカソードを示しているんだ。ダイオードを表す記号は矢印の先端にラインを書いた形状で表現される。そして、これは電流を一方向に流すことができる。つまり、電流はアノードからカソードに向かって流れる。覚えておいて欲しいのは、この時、電流はアルファベット順に流れるということだ。例えば、A(アノード)からC(カソード)に流れる、という感じだ。  ダイオードのパッケージにはラインが設けられていると言ったけれども、これは記号のラインと合致する。  つまり、パッケージにあるラインはカソードの方向を示しているんだ。これがあれば、PCB上でのダイオードの特性に合った方向がわかる。もし、逆に取り付けると、作動しない。

つづく

講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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