●先進的なプログラマを用いたインサーキットデバッグ 君たちは既に自分のプログラマを作ったね。これらはISPを実行することができる。 ところで、これは、Atmel社製の50ドルくらいの プログラマ だ。 それは君のものと同じことを行うことができる。しかし、これは決定的に他のものとは異なるものだ。その点とは、インサーキットデバッグを行うという点であり、これにより可能になることは、実際にプロセッサにリーチすることができるということだ。 そして、これを用いると、君たちはデバッグに取り掛かったり、中止したりすることができる。そして、メモリを読んで、メモリの内容を変更し、それにより君たちは実行中のプロセッサと相互に作用し合うことが可能となるんだ。
●仮想プロセッサを用いた先進的デバッグ 完全なる仮想プロセッサ。それはプロセッサをエミュレーションして、さらに先進的なデバッグを行うことができる。まあ、この機能を君たちが必要とすることはないだろうがね。
●自作ISPをプログラミングする 君たちは、既に各々のISPを作ったよね。君たちの基板をプログラムするのに、それを使うことができる。そして、それは多分君たちが必要とする全てでもあるだろう。 でも、ここより先にもいくつかのステップがある。ここで、君たちが作った全てのバージョンのFab ISPをプログラミングするんだ。そして、これはすごいことだと思う。
これが、その(ISPのための)プログラム( AVRDUDE )だ。これをインストラクションに変換する。君たちはハードウェアプログラマと通信するためにこのプログラムをロードして使用する。 しかし、一般的には君たちは、このプログラムを君たちが必要とすることはないだろう。より先進的なプロセッサを用いる際にこのプログラムを必要とする。そして、僕はその事について話しておこうと思う。
(つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。