top of page
  • ahedgehogchase

Lesson 8. 組み込みプログラミング §12. JTAG, PDI

JTAG, PDI それでは、僕たちのスタンダードであるJTAGPDIについてお話ししよう。

●先進的なプログラマを用いたインサーキットデバッグ 君たちは既に自分のプログラマを作ったね。これらはISPを実行することができる。 ところで、これは、Atmel社製の50ドルくらいの プログラマ だ。 それは君のものと同じことを行うことができる。しかし、これは決定的に他のものとは異なるものだ。その点とは、インサーキットデバッグを行うという点であり、これにより可能になることは、実際にプロセッサにリーチすることができるということだ。 そして、これを用いると、君たちはデバッグに取り掛かったり、中止したりすることができる。そして、メモリを読んで、メモリの内容を変更し、それにより君たちは実行中のプロセッサと相互に作用し合うことが可能となるんだ。

●仮想プロセッサを用いた先進的デバッグ 完全なる仮想プロセッサ。それはプロセッサをエミュレーションして、さらに先進的なデバッグを行うことができる。まあ、この機能を君たちが必要とすることはないだろうがね。

●自作ISPをプログラミングする 君たちは、既に各々のISPを作ったよね。君たちの基板をプログラムするのに、それを使うことができる。そして、それは多分君たちが必要とする全てでもあるだろう。 でも、ここより先にもいくつかのステップがある。ここで、君たちが作った全てのバージョンのFab ISPをプログラミングするんだ。そして、これはすごいことだと思う。

これが、その(ISPのための)プログラム( AVRDUDE )だ。これをインストラクションに変換する。君たちはハードウェアプログラマと通信するためにこのプログラムをロードして使用する。 しかし、一般的には君たちは、このプログラムを君たちが必要とすることはないだろう。より先進的なプロセッサを用いる際にこのプログラムを必要とする。そして、僕はその事について話しておこうと思う。

つづく

講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Lesson 13. 出力デバイス §4. LEDマトリックス

●LEDマトリックス 次に紹介するのはLEDマトリックスだ。 動作しているのを見てみると、ディスプレイの一部分が表示されているのが見えるだろ? 僕はディスプレイの一部分を用いてラスタリング(画像を色のついた格子状のドットで表現すること)を行なっているんだ。 ●Charlieplexing これは便利な技で、Charlieplexingと呼ばれる。 このLEDは大量購入すると6セント

Lesson 13. 出力デバイス §3. 調光LED

●調光LED さあ、ここから僕は多くのデバイスを紹介していこう。 最初に紹介するのは、色調を変化させることのできるLEDだ。色を周期的に変えることができるんだ。 これが、その部品だ。 この部品には赤と緑の、青のLEDが1つのパッケージに含まれている。大量購入すれば、40セントで買うことができる。これらはスタジアムとかにある巨大なディスプレイに用いられていて、これがスタジアムでは1ピク

Lesson 13. 出力デバイス §2. 電源

●電源 今回の課題のゴールはたくさんのバッテリーを使うことじゃない。モバイルにしなくちゃならない場合を除いてバッテリーを使うのはお勧めしない。一般的には各Labは各種電源を取り揃えているはずだ。 今から紹介するベンダーMARLIN P. JONES & ASSOC. INC.は数多くのベンチサプライ(電源)を取り扱っている。 きっと諸君はこれらの各種電源をプロジェクトに用いることになるだ

bottom of page