メモです。
検図サービスってのはどうだろうかと思いついた。
デジタルファブリケーションの時代とは言え、金属加工しようと思ったら、町工場に依頼するのが今は現実的。そうなると、図面は必須。まあ、STEPファイルで作ってくれるメーカーさんもあるけれど、主流は図面見ながらってのが多いだろうね。
でも、初心者が図面を書くのに習熟するには結構時間がかかる。そんなん作れるかい、と突き返されることもあるだろうし、寸法が抜けてるという初歩的なミスもあるだろう。
もちろん、しっかりした企業であれば、ベテランのエンジニアが検図してくれる体制が整っているけれども、個人プロジェクトじゃそうはいかない。
でも、幸いなことに日本にはリタイヤした熟練技術者は沢山いる。トヨタとかソニーとかで活躍して、今は年金生活です、時間はあります、っていう方はたくさんいるだろう。
だから、初心者が書いた図面を熟練技術者に見てもらえないかと思ったってわけだ。一枚何円で、って感じで。それにフリーランスの設計者も検図することができるかもしれない。
ユーザー側とサービス提供側、ふたつのカスタマーをつなげるプラットフォームを作れば、面白いんじゃないかと考えたわけだ。
そして、サービス提供側はサービスを受けた側からの評価を得て、サービスの質を高める仕組みを設ける。
あと、図面だから最新のJISに準拠しているかどうかとかの評価軸も加えられたらいいなあ。
あとは、本当の町工場と繋げられたら、三方よしっていう感じかな。
あとは、3次元CADと合わせて総合的に検図したいというベテランさんもいるだろう。そもそも、検図というのは図面の出来上がりを見るだけのものではなく、設計思想と図面が合致しているかどうかを見るものだからだ。ここまできたら、かなりレベルの高いメイカー養成機関って感じになりそうだなあ。
もしかして、僕が知らないだけで、そういうサービスはすでにあるのだろうか?