IDEとは
お次にお見せしようとしているのは、コマンドを打ち込んで、プログラムを実行させるということだ。IDEというのは、Integrated Development Environmentの略称だ。
●IDEの例
1つの例としては Atmel Studio が挙げられる。 ECLIPSE はクロスプラットフォームでAVR環境を取り揃えている。 Firefly 、 Scratch 、 Modkit は全てIDEの例だ。 codebenderのリンクを貼ってないな。リンクを追加しておこう。codebenderはArduinoのサイトだ。このサイトでは、もう1つのバージョンのArduinoを使うことができる。と言うのは、ローカルで実行する代わりに、Webバージョンを用いることができると言うことだ。
●IDEは初心者に優しい IDEを用いて行えることを説明しよう。プログラムを書く、そのプログラムをコンパイルする、プログラムをロードするという一連の流れを、IDEを用いれば全て行うことができる。グラフィカルな環境下でね。 そして、その環境とは次のようなものだ。バージョン管理を行うのにGitを使うことができる。それはGitのコマンドを使えば可能だ。もしくは、グラフィカルな環境下で同じ事をすることもできる。 グラフィカルな環境下で始めるのは、よりフレンドリーだ。しかし、熟達するにつれ、グラフィカルな環境は足枷になる。そして、もっと基礎的なレベルのツールを好むようになるだろう。ツールを直に使い、より多くのコントロールを得る。 (つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。