3D CADのデータをVRで視聴できるソフトウェアはすでにあるが、このソフトウェアは無料で公開されているという点で革新的だ。
(DVERSE社 SYMMETRY)
http://makerslove.com/15144.html
このツールがあれば、モデルベース開発を基本としたコンカレントエンエンジニアリングが、遠隔地においても進めやすくなるかもしれない。もしも現物の情報からコンピュータ上にデジタルツインを再現することができれば、モデルベースエンジニアリングであっても現物についての情報が得られるようになるだろう。それは、三現主義に取って代わるものではないのかもしれない。でも、確実に三現主義で取得できる情報量に近づいて行っているのではないだろうか。
ちなみに、このソフトはAutodedk社のFusion360(僕がプライベートで使っているCADソフト)には対応していないが、今後の動向に注目したい。
WEBサイトはこちら。
http://dverse.me/ja/product/