top of page

VRでCADデータを確認する

ahedgehogchase

 3D CADのデータをVRで視聴できるソフトウェアはすでにあるが、このソフトウェアは無料で公開されているという点で革新的だ。

(DVERSE社 SYMMETRY)

http://makerslove.com/15144.html

 このツールがあれば、モデルベース開発を基本としたコンカレントエンエンジニアリングが、遠隔地においても進めやすくなるかもしれない。もしも現物の情報からコンピュータ上にデジタルツインを再現することができれば、モデルベースエンジニアリングであっても現物についての情報が得られるようになるだろう。それは、三現主義に取って代わるものではないのかもしれない。でも、確実に三現主義で取得できる情報量に近づいて行っているのではないだろうか。

 ちなみに、このソフトはAutodedk社のFusion360(僕がプライベートで使っているCADソフト)には対応していないが、今後の動向に注目したい。

WEBサイトはこちら。

http://dverse.me/ja/product/

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

コッター(cotter :止めピン 米国で用いられる形式)

コッターとは コッターは、部品をしっかりと固定するために穴を通過するピンまたはくさびで主に米国で用いられる。英国で用いる場合もコッターピンは同じような意味を持つが、米国とは異なる締結具を指す。 典型的な用途は、自転車のようにクランクを固定すること、または蒸気エンジンの場合...

正確な位置決めを実現するキネマティック・カップリングとは

キネマティック・カップリング キネマティック・カップリングは、問題の部品を正確に拘束するように設計された固定具のことで、これにより正確さと確実な位置決めを実現することができる。キネマティック・カップリングの標準的な例は、独立した3つの半球とそれに噛み合うように設置された3つ...

接触面の誤差を平均化するエラスティック・アベレージング

エラスティック・アベレージングとは エラスティック・アベレージングは、多数の接触面によって誤差が平均化されて精度を良くする接続方法だ。 運動学的な設計とは対照的に、エラスティック・アベレージングは、多数の比較的柔らかい部材を用いて固体をアホみたいに過度に拘束することを基本...

© 2017 by A HEDGEHOG CHASE created with Wix.com

  • Grey Facebook Icon
  • Grey Twitter Icon
  • Grey Google+ Icon
bottom of page