3. 部品流用の際の変更パターン 次に整理すべきことは、設計の現場でどのような形状変更が頻発しているのかを調べることだ。そして、変更の種類を分類してパターン化していくのだ。また、部品の原点をどこに取るのかや、寸法の基準をどのように設定するのかも重要な観点だ。これもどのようなパターンが存在するのか整理してルール化していこう。 4. 公差、クリアランス管理 3次元CADで表現しにくいのが、公差やクリアランスだ。コンピュータ上ではこれらがまるで存在しないかのように扱うことができてしまう。でも、そんな事をしてしまうと、実際に製造してみたときに、困ることになるだろう。だから、3次元設計のデータ上で公差やクリアランスをどのように管理していくのかルール作りをすることは重要だ。製品の不良などにダイレクトに関わってくるところだと肝に命じよう。
3次元CADをどう使っているか整理してみる②
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