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故障率と故障曲線

ahedgehogchase

1-1 機械設計【選択科目II】(平成28年)

II-1-2 機械や設備の故障率は時間とともに変わる。時間と故障率の関係を故障曲線と呼ぶ。事故率の定義を述べ、故障曲線の特徴を述べよ。

 

◉故障率と故障曲線

1.故障率の定義

 故障率とは「故障の起きる割合」である。故障率は「平均故障率」と「瞬間故障率」に分類される。平均故障率は、平均故障率=故障総数/総稼働時間で表される。一方。瞬間故障率は、単位時間内に故障する割合で定義される。一般的に故障率は瞬間故障率のことを指す。

2.故障曲線の特徴

 故障曲線は別名バスタブ曲線と呼ばれる。図に示すように、故障頻度は初期と後期に高く、中期(安定期)では低い。しかし、故障率の高い初期と後期では、故障の原因が異なる。

①初期:故障の原因は初期不良であり、製品自体の欠陥に起因する場合が多い。

②中期(安定期):偶発的な故障である場合が多い。

③後期:磨耗等による寿命が原因である場合が多い。後期の故障密度関数はワイブル分布により表現することができる。 以上。

 

今回は一発で書けた。この記述で十分だろうか。基本的なところはおさえているつもりだが、まだ改善の余地はあるかもしれない。

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