もう一問、解答作成してみた。これは書きたいことがありすぎて破綻してしまうパターンにはまり込まないように注意しないといけない。端的に!
1-1 機械設計【選択科目II】(平成28年)
II-1-4 コンカレント・エンジニアリング・デザイン(同時進行設計)について説明し、その期待効果について述べよ。
【解答例】
◉コンカレント・エンジニアリング・デザイン
1.CEの概要
コンカレント・エンジニアリング(以下CE)は、ひとつのプロジェクトに対し、例えば設計部門や生産部門など異なる部門が協力して同時進行的に業務を遂行することで、開発期間短縮や業務革新を進める手法である。
2. CEの仕組み
例えば設計部門と生産技術部門が同時進行的にCEを進めるために、例えばアーリーソーシングという手法が採用される。アーリーソーシングは製品設計の情報を即座に生産技術部門に共有することで、製品開発と生産技術開発や工程設計を同時進行的に進めていく手法である。CEでは、このように情報共有を円滑に進めて効率化する手法が頻繁に用いられる。
3. CEのツール
CEを円滑に進めるために用いられるのが、3D CAD(Computer Aided Design)などのデジタルツールだ。これらのツールを活用することで、部門間の情報共有を密にすることができる。
4. CEの期待効果
前述したように、同時並行的に業務推進するため、開発期間を大幅に短縮することが期待される。また、部門間を越えて協力するため、QCD全体向上や業務改革に関しても効果が期待される。
以上。
うん。書き足りない。
アーリーソーシングのことを書くのであれば、その対になるフロントローディングについても触れておきたいところだ。だが、解答スペースが短すぎる。やはり、もっと端的な表現を突き詰めたほうが良いのか。またブラッシュアップさせていこうと思う。