プロジェクトマネジメントツール 次に、たぶん君たちは(この講座では)使わないだろうけれども、知っておいた方が良いだろうことについて話そう。 これらはオープンソースのプロジェクトマネジメントツールなのだけれども、これらのツールはタスクを明確にしたり、タスク同士の依存性などを明らかにすることができる。君たちの進捗はどうなっているか?いつ、そのタスクに取り掛かるべきか?ジャンボジェットを開発する時なんかは、こういうことを細かいことをやる必要がある。全てを管理するには必要なことなのだ。でも、週末の課題をこなすのには必要ないだろう。(込めこの講座では毎週の課題が課されている) でも、最終課題のためには、色んなことを管理するために、何かしらそういうものが必要になるかもしれない。 このプロジェクトでは、毎週総括を行なう。たぶん、君たちは毎週のように時間に追われ、多くの場合、時間切れになるだろう。だから、この講義があるんだ。僕は初めに何かしゃべろうと思う。 大事なのは需要側と供給側の時間管理だ。
需要側の時間管理で管理すべきことは君たちがタスクをこなすのに必要な時間だ。タスクをこなすには君たちは色々と注意を払う必要がある。 供給側の時間管理とは、あらかじめどれくらいの時間をそのタスクに注ぎ込むかを決めることだ。最終課題のための毎週末の課題をこなすためには、君たちはスケジュールを作って、どのように時間を使うか決めなければならない。もちろん、君がタスクに取り掛かる前にだ。 驚くべきは、需要側に従って取り組み、それに伴い起こる様々な事柄に対応していたら、時間切れになってしまうことだ。 君が供給側の時間管理を行なうならば、こうするべきだ。まずは、どのように時間を使うか決める。あとは、その予定に全てを合わせていくだけだ。ものすごくうまく行くので、君たちはきっと驚くだろう。だから、時間切れになるまで作業してはいけない。スケジュールをあらかじめ決めることが重要だ。予め決めたスケジュール内でどのくらいの作業ができるのか見積もらなければならない。実際にやった後じゃダメだ。いや、ほんと上手く行くからビックリするだろうね。 次に大切なのは、一連の評価や作業を進めるうちに、失敗したり、全部ダメになったりすることがある。君たちは作業を並行的に進めることを好むかもしれない。だから、どこかの作業が頓挫したら、他の作業も延期になってしまう。
(つづく)
講義の目次は【和訳版】FabAcademy 2016からご覧ください。
※この記事はFabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。