切削ツールの設定
研削 マシニングには異なる類のものがある。これは、切削する代わりに研削するマシニング装置だ。 そして、この加工は最も硬度の高い素材に対して行うものだ。 このリンクは、スラリーに関するものだ。ダイヤモンドスラリーというものを使うことができる。 そして、切削ツールによるマシニングではなく、ツール周囲のスラリーを纏い素材を粉砕する、溝のないツールを選択することができる。 そして、これは、ガラスやセラミックなど本当に硬い素材に対して用いる研磨とスラリーを用いたマシニングによる手法だ。 もしも、この加工を行うときは、かなり注意深くなければならない。なぜならば、装置のベアリング内にスラリーが入り込もうものなら、装置のベアリングが削り取られる。だから、スラリーマシニング装置の所定の場所のみにしか存在しないことを確認しなければならない。
固定方法 ●両面テープ さて、ここで固定方法について話そう。固定方法というのは、重要な話題だ。 模型を作る場合、単に両面テープによって固定するだけのことが多い。大きいものをマシニングしようとする時には、固定方法に多くの時間を割くようになる。数分のマシニングを行うのに、一日を費やして固定することだってあるんだ。 ●万力 材料を万力で保持する方法があるりこれは、まあまあ小さいワークに用いられる方法だ。 ●クランプ 装置にクランプを用いて固定するという方法もある。 しかし、このやり方の欠点は、ひとつ挙げるとするならば、クランプしている箇所は切削が実際に行われる場所から離れて離れているということだ。もう一つ挙げるならば、クランプによる負荷がかかる。だから、材料はわずかにたわみ、わずかに引っ張られる。 だから、クランプは早くて粗いマシニングには適しているが、一般的に、高精度のマシニングを行う場合や、高出力、高速のマシニングを行う際にはクランプを選択することはない。 ●ネジ止め こういう場合に打って付けのテクニックは、コードレスドライバと木ネジを用いるやり方だ。 Shop Botのようや大型マシニング装置には、犠牲層が設けられている。その層はマシニングされて平面が保たれている。そこに材料を置いて、ちょうと木の部屋にするようにネジ止めするんだ。こうやって、下の層に固定する。このやり方は、簡単で、素早い固定方法で、一般的に用いられている。
ひとつ注意点を挙げると、もちろん君たちは木ネジをマシニングしないとを確かめておかなきゃならない。ネジはツールパスの外側に設けていることを確認する必要がある。
しかし、これは素晴らしい固定方法のひとつだ。なぜならば、材料の端ではなく、内部で保持することができるからだ。
(つづく) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。