植物工場はマイクロ資本的 前回は大いに迷走してしまった。AIと一言で言っても応用範囲が広すぎる。とは言え、今は思考を発散させるのが目的だから、それは悪いことではない。でも、軸はしっかり持っておかないと、マイクロ資本という指針を見失ってしまう。 前回に引き続き衣食住という切り口で、話を進めて行こうと思う。そして、今回のテーマは「食」だ。これは比較的イメージしやすい。AIを用いた農業、もしくは植物工場は、何となく自給自足的で、ベーシックインカムのバックアッププランとしてのマイクロ資本という意味合いでは、相性の良い切り口だと思う。 植物工場というやり方であれば、広い土地を持っていなくても、プランターを積み重ねて集約的に自給自足ができるかも知れない。 植物工場なんて採算取れないんじゃないの?という声が聞こえてきそうだ。でも、20年後の世界では電気代は今よりも格段に安くなっているだろう。そうなれば、採算が合わないという状況を打破できるだろう。しかし、採算が合うと主張するには僕はまだデータをちゃんと持っていないので、まだなんとも言えない。現時点で、黒字の植物工場は19%程度だという。知見が少ないだけかも知れないし、電気代がまだ高すぎるのかも知れない。理由は調べてみないと分からない。 しかし、マイクロ資本という観点からは、植物工場などの農業分野はひとつの解だと思う。 (つづく)
植物工場はマイクロ資本的
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