基板をたくさん作ろう
では、2回前の課題で製作した基板を取り出してみよう。こいつに何かさせてみよう。点滅するボタンでも作ろうか。基板からコンピュータにメッセージを送信したり、コンピュータから基板にメッセージを送信したりりよう。 覚えておいてほしいことは、君たちの作った基板はたったの数ドルぽっちだってことだ。ぼくは君たちにこれを毎週作ってみてほしい。どんどん作るのが速くなるはずだ。 そうすれば、基板を作るというハードルを越えてほしい。君たちは今週も新しい基板を作ることができるんだ。 色んな方法を試そう そして、君たちには出来るだけ多くその基板にプログラミングを行なってほしい。だから、Arduinoツールチェインを使ってみてほしい。Arduinoは使わないで、直接C言語で書くんだよ。そうすれば、それがどのようなものであるかが分かる。まずはArduino IDEを用いずにC言語でやってみてほしい。 そして、アセンブリ言語も見てみてほしい。それがとのようなものなのかを知るために。 君たちの何人かはインタープリタを用いて課題を進めるだろうし、他の何人かはグラフィカルな環境で課題を進めるだろう。どれだけ多くの異なったやり方でプログラムすることができるかも見てみたまえ。 君たちのほとんどはC言語を用いることに落ち着くだろうし。もしくは君たちの多くはArduino IDEを用いるところに落ち着くだろう。しかし、そうなる前に、できるだけ多くの異なった方法を試してほしいんだ。
では、追加の選択課題を出そう。これは必修ではないが、AVR以外のアーキテクチャにも取り組んでみてほしい。PSoCやSTM32なと異なったプロセッサのファミリなどで同様のことに取り組んでほしい。もちろん焦点を当てるべきは、AVRだ。
でも、時間に余裕があって、興味があるのであれば、他のプロセッサについても試してみてほしい。
(つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。