ハイエンドレーザー加工機の世界
コヒーレントなレーザー光線を利用するにあたって、今まで話したローエンドのマシンとは対極にあたるものについて話そう。 僕は自分の研究室に、全てのFabLabのコストに匹敵するマシンを持っている。キロワットレーザーだ。色んなことができる。 僕の研究室にあるのはResonetics社のマシンだ。これは、遠紫外線を用いて「マイクロマシニング」を行うことができる。マイクロ流体デバイスを作るためにガラスを加工するんだ。
また、Oxford社のマシンを使えば、微小な部品を作るために固体のマイクロマシニングを行なっうことができる。ある時、フェムト秒の研究室では超短パルスを作ったメンバーがいた。これは、超速マイクロマシニングを可能にした。
これらのマシンはそれぞれ数十万ドルもする。ハエインドのレーザー加工機はこんな感じだ。
(つづく)
講義の目次は【和訳版】FabAcademy 2016からご覧ください。
※この記事はFabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。