リボンコネクタ
基板の上にはヘッダがあって、ここにはリボンコネクタが接続される。そして僕たちはリボンケーブルを使う。いわゆる圧接端子という類のものだ。ここにリボンケーブルがある。(実物を見せる)これは、電線がリボン状になっているんだ。そして、これはIDCコネクタとも呼ばれている圧接端子だ。 これを拡大してみると、これらのコネクタはフィンガを備えていることが分かるだろう。このリボンを基板のコネクタに配置して圧縮させて作製しているんだ。 よくある失敗について話そう。フィンガはこのような見た目だ。これが並んでいる。そして、リボンケーブルの導線を図のように設置して、ハウジングで挟み込んで、全体を万力を使って圧縮するんだ。絞り出すみたいな感じでね。 そう、もしこの工程を行うには万力を用意しないといけない。こんな小さなもので構わない。 この万力にIDCコネクタを設置して、圧縮すれば良い。ここで、よくあるミスについてだが、ここにハウジングがある。圧縮するときは、図のように底まで圧縮しきらないといけない。 圧縮するときは完全にやらなきゃならない。もしも、完全に圧縮できてなければ、デバッグがかなり困難になる。これは、本当に困難なものだ!なぜなら、接続が切断されてしまうからだ。 でも、先ほど説明したやり方を行えば、そのコネクタはその基板からターゲットになる基板にうまく接続できるはずだ。 今説明したような工程でリボンケーブルをつくることで、リボンケーブルを介して他のボードのプログラミングができるようにする必要がある。こういう光景は僕のLabではよく見られることだ。
(つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。