top of page
  • ahedgehogchase

Introduction §11. Project Ara

ニュータイプのモータ

僕の教え子の1人は新しいタイプのロボットを開発した。そして、そのロボットを作るためには、ニュータイプのモータに関する数学が必要だった。とても、面白い取り組みだ。

図. The Milli-Motein: A Self-Folding Chain of Programmable Matter with a One Centimeter Module Pitchより引用

 

●とあるGoogleのプロジェクト(話は脱線する)

GoogleのProject Araについて、聞いたことがあるだろうか。これは、再構成可能なスマートフォンだ。

図. Project Ara

ちょっと待ってて。僕はコレに関する資料を持ってたはずだ。 そう、GoogleのProject Ara(註:2016年に開発中止となった)は、その研究を行った生徒の名前(Ara Neres Knaian)に因んで名付けられた。そして、これがロードマップの一部だ。

今日、君はスマートフォンを買うとしよう。きっとそれはただのスマホだ。 Project AraはGoogleのチームが推し進めていた。そしてそのチームはDARPAで生産方法の研究をしていた。それは、こんなアイディアに基づいていた。それは、スマホが組み立てブロックになるっていうものだった。彼らはその組み立てブロックを作ったってわけだ。 でもね、どんなスマホを作りたいのか君たちは分かっている。このロードマップに従ってね。 ついに君たちは発光機能のあるブロックを使ってスマホをまるまる一台完成させることだってできるようになる。これは全て研究ロードマップに沿ったものだ。

図 Fairphone

受講者: Fairphone について話しても良いでしょうか。実際彼らはまさに携帯電話に追いついたところです。すでにモジュラーブロックを組み合わせることで、スマホを作ることはできます。

Fairphoneは、エンジニアリングの社会的責任にも配慮したプロジェクトでもあります。 このプロジェクトは全てのコンポーネントをフェアに調達することをゴールとして取り組んでいるんです。

素晴らしいね。こんな愛らしいものは見たことがなかったよ。

つづく 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Lesson 13. 出力デバイス §4. LEDマトリックス

●LEDマトリックス 次に紹介するのはLEDマトリックスだ。 動作しているのを見てみると、ディスプレイの一部分が表示されているのが見えるだろ? 僕はディスプレイの一部分を用いてラスタリング(画像を色のついた格子状のドットで表現すること)を行なっているんだ。 ●Charlieplexing これは便利な技で、Charlieplexingと呼ばれる。 このLEDは大量購入すると6セント

Lesson 13. 出力デバイス §3. 調光LED

●調光LED さあ、ここから僕は多くのデバイスを紹介していこう。 最初に紹介するのは、色調を変化させることのできるLEDだ。色を周期的に変えることができるんだ。 これが、その部品だ。 この部品には赤と緑の、青のLEDが1つのパッケージに含まれている。大量購入すれば、40セントで買うことができる。これらはスタジアムとかにある巨大なディスプレイに用いられていて、これがスタジアムでは1ピク

Lesson 13. 出力デバイス §2. 電源

●電源 今回の課題のゴールはたくさんのバッテリーを使うことじゃない。モバイルにしなくちゃならない場合を除いてバッテリーを使うのはお勧めしない。一般的には各Labは各種電源を取り揃えているはずだ。 今から紹介するベンダーMARLIN P. JONES & ASSOC. INC.は数多くのベンチサプライ(電源)を取り扱っている。 きっと諸君はこれらの各種電源をプロジェクトに用いることになるだ

bottom of page