スライス方式
そして、これは僕の同僚の Webページ だ。彼は脳内の血管の配管を、脳をスライスしたそうを作り、これを画像化して重ね合わせることによって再構築した。 「ミルクスキャナ方式」 そして、こういうやり方は 「ミルクスキャナ」 と呼ばれて来た。このやり方を応用すれば、君たちは3Dスキャナを作ることができる。例えばカメラで人物か何かに照準を合わせる。そして、例えばミルクみたいな液体を注ぎ込みながら、撮影を続ける。最後には、対象とした物体は視界から消えているだろう。この撮影データから、3次元形状を再構築するんだ。この方法では、液体を対象物が浸かるくらい注ぎ込まなきゃならない。でも、これは実際に3Dスキャニングするにあたり、非常にロバストな方法だ。 デジタイザ デジタイザ について説明しよう。これにはアームがついていて、実際に物体の周りに接触させていくんだ。 マニュアル式だけれども、これの良いところは、実際にデジタル化したい測定物上の測定点の情報を拾っていくことだ。
レーザースキャナ さて、これは商用の レーザースキャナ だ。これは自分でレーザーを動かすことで機能する。そして、これとは別にカメラが用意されている。カメラはレーザーがどこに照射されているかを観察している。こういうことをすることによって、幾何形状を取り込むことができる。 Lidar お次は Lidar だ。レーザースキャニングとは違って、この機器によって取得できる幾何形状の情報は、光の反射速度を測定することによって得られるものだ。レーザーを変調させ、光の位相を測定し、そして伝達状況を測定する。 アレイイルミネーション また、ある平面内でレーザーを照射することでスキャンすることができる。そして、これは Next Engine 社のレーザーを用いた小さなスキャニング機器がデータを取り込むのに使っている原理だ。 TOFカメラ Lidarに関連して商業的に注目を集め始めているのはカメラだ。全てのピクセルが光の波長だけではなく、光の位相も測定することができるカメラだ。 そして、 このカメラ は3D画像を撮影することができる。変調させた照射光の位相を画像化することによってね。
(つづく) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。