導線 それでは導線について話そう。僕たちは導線を使うよね。僕はこれが好きなんだけれども、なぜなら僕たちが普段使うケーブルは、いろんな方法で使うことができるからだ。 典型的な導線はAWG(UL規格)で規格化されている。で、君たちがデータシートの表を見るとAWGと電流値の対応が記載されているのが確認できる。これらの表によって君たちは必要とする導線の規格を確認することができるんだ。君たちが選定しようとしている導線がどれだけの電流を流すことができるのかが分かる。そして、それは特に重要なことだ。電流に対する導線のサイズを意識してほしい。そして、この表ではワイヤのサイズと抵抗値、電流値の対応を取ることができる。 日常的によく使うケーブルはリビングケーブルだ。
押しボタン 次に 押しボタン について話そう。これはノーマリーオープンの接点だ。
図. 押しボタン(DigiKeyより)
これはこのように図示することができる 。
図. 押しボタン(記号)
これは通常接点が開いている状態だが、押すと接点が閉じる。僕たちがインベントリにリストアップしている標準品のボタンの裏面には2つの帯状の形状がある。それらは接続されており、その表面にそれが設けられている。
図. Fab Lab インベントリ
図. 押しボタン(図示:グランドターミナルを用いる場合)
そして、ボタンはそれらの帯状の形状の間に配置されている。だから、ボタン裏面のどちらの側に接続することもできる。さらに、それは(もう片方側に)繋がっていて、それにより方向を理解することができる。
スイッチ ボタンは一時的に切り替えるだけのものだ。こんなふうに押した時だけにね。 しかし、 スイッチ の場合は開いた状態か、閉じた状態のどちらかの状態を保持する。
図. スイッチ
そして、これは表面実装用のスイッチだ。そして、これも開いた状態と閉じた状態を保持することができる。図示するとこのような記号で書くことができる。
図. スイッチ
(つづく) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。