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Lesson 7. コンピュータ制御のマシニング§9. 地元の販売店、ジョブショップ

地元の販売店との付き合い方 次の話題は超ローカルな話ではあるが、君たちにとっても参考になると思うから紹介するよ。

これらは金属を取り扱う3つの異なる販売店だ。3社とも工業用に販売するために設立された企業だ。 そして、君たちが家屋や工場を建てる建設業者であれば、彼らから素材を購入することができる。これらの企業は仕入先から工業用に大量に売り捌くことを目的にしている。 これらの類の販売店から仕入れるための裏技は、最終課題を君がどのように捉えているかによる。 彼らは大型案件の残りの端材をゴミみたいなもんだと思っているかもしれない。しかし、そのような材料こそ、君たちが最終課題に使用すべきものだ。 誰かが家を建てたら、端材が残るよね。そのタイミングを逃さないように、定期的に資材置場や金属卸売業者に足を運ぶんだ。そして、彼らが何を取り扱っているのかを見てみよう。そうすれば、君たちは時々、大型案件の残り物から本当に良い取引ができるだろう。 そのためには、こういう事業者を君たちの地域で探し出し、彼らが何を取り扱っているのかを知ることが重要だ。 今回の課題を進めるにあたって、君たちはこういう作業もすることになる。

 

ジョブショップに加工依頼しよう ジョブショップと呼ばれる受注生産を行う加工事業者は沢山ある。 protolabs はこのような企業の一つだし Cycle Start はマシニングに特化した企業だ。 DSH International もジョブショップの一つだ。PCB製造メーカーみたいに、彼らは何でも作ってくれる。 今回の課題を進めるにあたり、そのようなジョブショップに加工を依頼するのもアリだ。彼らにファイルを送付すれば、彼らはそれを作ってくれる。彼らは、商用の製品も、君がデザインしたものもどちらも取り扱うことができるからね。 そのほかにも彼らができることがある。それは、この講義の最初の方で君たちにお見せした装置のような類のものを彼らは使うことができる。それらの装置はFab Lab一個分のコストがかかっている。 もし高い精度のマシニングが必要なときや、硬い素材を大量に必要とするとき、数百ドルのような安価には行かないが、数千ドルで君たちのためにそのパーツを作ってくれる。 だから、MITの研究室に多くの装置を持っていても、僕たちは頻繁に彼らと契約を交わしている。僕たちができないような特殊な加工を依頼したり、作業量が多く、内部で行うよりも外注した方が良いような加工を依頼したりするんだ。

つづく 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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