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Lesson 7. コンピュータ制御のマシニング§24. 切削の3つのモード

Fab Modules(続き)

●イメージの閾値

受講者: ここで、ちょうどイメージの閾値をクリアにしたいのですが。閾値によって、切削する箇所と切削しない箇所がわかりますよね。ちなみに、どの程度の深さで切削するかって話じゃありませんよ。 そうだね。宇宙人の形状を地形学的に考えてみると、この形状をどのレベルで切削するか、もしくは通過させるだけかっていう話だね。 イメージをクリックすると上側か下側に、黒か白のものが現れる。ここれが閾値だ。 ●ラフカットと仕上げ加工 ここで、この3D形状をお見せしよう。ここでお見せしている画面はSTLファイルから作られたものだ。 ラフカット

そして、次に、高さの分布図に切り替えて、ラフカットに移ろう。これは、レイヤーを一度に処理して、徐々に加工させるという計算をしているんだ。 そして、これがラフカットのための設定画面だ。 そして、ボスは画像による強度設定をしない。なぜならば、このモードで僕は強度範囲を連続的に使用するつもりだからだ。そういうわけで、これがラフカットの設定だ。

仕上げ加工 そして、仕上げ加工では、連続的な輪郭を作りたいよね。このやり方では、効果的に素材を除去することはできない。だから、最初からこの加工をやることはないけれども、連続的な表面を作るときには仕上げ加工を行うことになる。 そして、これが仕上げ加工のモードだ。 ここで、僕はいくつかの形状を取り上げようと思う。

 

●今回行うのはアウトラインカット

今、君たちには最終製品に使われる連続的な表面をつくるところを、見てもらっているわけだが、Fab Moduleには3つの異なるモードがあるら、境界線を切るだけのモード、ラフカット、そして仕上げ加工だ。 君たちの多くは、今回の課題でアウトラインを切り出すだけだろう。しかし、数回以内に、塑造と鋳造について学ぶときは、完全な3Dツールパスを扱うことになる。 今回のゴールは、3D形状の計算よりも、速度と供給量の設定方法に重きを置く。 つづく 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。

※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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