(ほぼ)何でもでも作る方法
僕は感謝している。MITの僕自身のLabにいるとき僕は何百ドルもの研究ツールを作り上げることができたことに。それらは僕が今やっている事につながっている。僕は小さなものから巨大なものまで色々組み立てた。
そして、僕は学生たちにこれらの機械を作り出す機械をどうやって使うのかを教える必要があった。このようにして、MITで「How to Make (Almost) Anything」という授業が始まったんだ。
図. How To Make (almost) Anything
(Fab Academy 2018 Introductionのスライドより)
これは話題になるようにしようとして始めたものじゃなかった。これは僕のLabで研究をしているたった数人の学生を対象にしていた。しかし僕は何度も衝撃を受けることになる。最初は何百人もの学生が僕の講義に押しかけてきたことに。そして、もし、彼らがこの講義が有用だとおもうのなら、MITで正式に教えても良いってことになった。それにもびっくりしたね。 そして、彼らは彼らのスキルをつかって面白いプロジェクトを始めたんだ。Kellyはある装置を作った。それは叫び声を保存するんだ。そして後で再生できる。便利でしょ? 他の学生はパリのためのウェブブラウザを作ってたな。他にも目覚まし時計とかもある。それは君が起きてるってことを証明するためにその時計と格闘しなきゃならないんだ。それから、これは、もしも誰かが近寄ってきたらパーソナルスペースを死守する服だ。 絶えず面白いことが起きている。そして僕は気がついた。学生たちは僕が思いもよらなかった質問に答えを出し続けてきたことに。それはデジタルファブリケーションの目的は何かということだった。 僕が質問してきたのは、どうやってやるかであって、なぜそれをするのかということではなかったからね。
( つづく )
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。