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Lesson. 12 型を用いた成形工法 §12. インサート成形

●インサート成形の例 おっと、大事な事をすっ飛ばしてたな。 君たちはインサート成形を行うこともできる。 Bas。君、これやったことあるよね? Bas Withagen:ええ。 BasとMoldingで検索すると…出てきたね。 OK。これがそうだ。 彼はFab ISPのパッケージを作製した。でも、彼は型の中にFabISPをぶち込んで成形したんだ。 つまり、型を作ってインサート成形したんだ。これは、最初に材料を注ぎ込んでパーツを配置する。そして、残りの材料を注ぎ込む。これで、その場所に成形することができる。設置するんじゃなくてただ成形するんだ。その方がシンプルにできる。環境にも良いしね。そして頑丈なパーツが出来上がる。 手にとって見せてくれないかい? (映像を見て) これはゴージャスな仕上げになっている部品の例だ。表面仕上げは美しく、材料が密集しており、部品の場所に成形されている。綺麗にできている例だ。

Bass Withagen:このような見た目なんですが、型にテーパーをつけて作りました。それにより、主にツールキットで色々できるようになります。実際のところ底が膨らんでいます。フィニッシュパスを行う際に僕は角度をつけなくてはなりませんでした。 それは良いポイントだね。面に角度をつける理由の1つは他の型と組み合わせる際に位置合わせになるからだ。 また、この部分が直角になってきない限り、良好な型を作ることができるだろう。というのも、エンドミルはテーパーに沿って降りていくことができるからね。 Bass Withagen:忘れてはならないのは、空気抜き用の穴です。実は、僕が最初に型を作った時にはこの穴を設けていませんでした。そして、ドリルで穴を開けようとしたのですが、どうもうまくいかない。それで、インベントリにあるソフトワックスを使いました。これは指で扱うことができます。これで型を作りました。僕は型にいくつかのブリッジを設けて成形を行いました。僕のページを見て貰えばお分かりだと思います。実際に型の中にいくつかの白い材料があるのが見えると思います。 ごめんよ。コメントしておこう。 もしも、穴を設けていないなどのミスを犯したならば、こういう選択肢がある。それはまさに型全体から突起が出てくるんだけれども 、まず、レジンを混合して、全てを浸してしまうんだ。通し穴設けるんじゃなくて、とにかく全部埋めてしまうんだ。オススメはしないんだけれども、これは面白いやり方だ。 Bass Withagen:僕が言いたかったのは、少しページを上げてもらうといくつかの白い部品を設けた型の写真が見えると思います。その写真です。 回線が遅くて、良い位置で止められないな。また、彼のページをよくみてみると良い。 繰り返しになるけれども、今回の課題が一旦完了したとき、マシニングを行いレジンを作る時間は3Dプリントを行う時間とだいたい同じくらいで数時間くらいかかる。しかし、その後、「量産」を始めることができる。お見せしたような猫のチョコレートの例のように型を一度でも作って仕舞えば多くの部品を作ることができる。 よし。では型を設計して、三軸加工を行い、部品を成形してくれたまえ。今回の課題は楽しいと思うよ。これはクリエイティブな課題だ。今までの受講者たちも本当に興味深いものを課題を通して作り出してきた。 おっと、すまない。ここで僕は最後の例をお見せしよう。お勧めするわけじゃないんだけれども見てもらいたいんだ。その受講生は金属の鋳造を行うことでよじ登るハーネスを作った。彼は慎重に試作を重ねた。僕は実際のところこれをお勧めするわけではないんだ。何しろ、それは性能が十分に出ないのだから。でも、これには、鋳造によりこういう対象を扱うことができるというような、デモンストレーションとしての正しさがある。 さて、今回の課題は楽しいよ!多くの部屋で面白いモノが出来上がるだろう。 また、次回お会いしよう。さらばだ。 Lesson 13につづく 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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