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Lesson 3. コンピュータ制御による切断工法 §17. レーザーカッターと壁

ahedgehogchase

信頼性の高いレーザーカッター

Epilog, Universal, Trotec, GCCはレーザーカッターのベンダーで、FabLabで僕たちが使うのは、これら会社のものだ。これらは全てよく出来た製品だ。これらのレーザーカッターはその性能に見合った値段で、高価だ。10から20の機種があるが、信頼性の高いものはLabに導入してあるシリーズだ。

 最近では廉価版をよく見かけるようになった。Full Spectrum はそのひとつだ。Lasersaurもそうだ。これらのメーカーはレーザーカッターの低価格化を推し進めている。徐々に増加してきた部品を切り詰めることによってね。彼らはなぜレーザーカッターが高価なのかという質問に向き合い、市場にその答えを問うたのだ。  これらの新興のレーザーカッターで、FabLabでの作業負荷に耐えられるものに、僕はまだお目にかかったことがない。 しかし、彼らはコストダウンを実行した。僕が興味を抱いていること、これは次回の講義でも役立つことでもあるが、人々は他の人たちの経験を知りたいものだということだ。

 というわけで、ここで、僕の経験を語るとしよう。  僕が先ほど紹介したようなローエンドレーザーカッターを使う時は、注意注意深く使って欲しい。以前、僕は低価格の中華レーザーカッターを試してみたことがある。僕たちがそのマシンを使い始めてしばらくして、僕たちはあることに気づいた。それは、レーザー光線がラボの壁に穴を開けていた、ということだ。しかも結構遠いところの壁にね。実際に調べてみると、キャビネットから光線が漏れていた。そして、向かいの壁に穴を開けたのだ。こんなことが起こり得るわけだから、低価格のレーザーカッターを扱うには慎重なアプローチが必要だ。  でも、これらの新興のレーザーカッターの中にも面白い機種もある。 これも忘れてはならない。

つづく

講義の目次は【和訳版】FabAcademy 2016からご覧ください。

※この記事はFabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。

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