マイコンボードにプログラムを書き込む
最後になるが、僕のボードを見てもらうとジャンパがあるのが分かるだろう。これは、ボードにプログラムを書き込む時に使うものだ。ジャンパは抵抗値0Ωのものを使っている。これはあとで取り外すことになる。 このファームウェアをボードにロードする。そのコードをロードする時に、USB端子に接続しないといけない。それで電源を供給するんだ。 一方ではプログラムするためのマイコンボードを用意して、もう片方のマイコンから君たちがプログラムを書き込む。そして、一旦ププログラムを書き込んでしまえば、ジャンパを取り除く。そうやって、マイコンのプログラムを起動する準備が整うんだ。 今回の課題
今回の課題で、君たちは色んなオプションから選んで製作を進めることができる。僕のボードでもいいし、コネクタのないAndyのでもいい。Valentinのジャンパなしでスナップできるタイプのを作ってもいい。もしくはZaercのものすごくコンパクトで凝縮されたタイプのを作ることもできる。 でも、これらは全て同じ作業なんだ。 今回の課題はマイコンボードを作ることだ。クリエイティブな作業ではない。君たちは全員同じボードを作るからね。今回のゴールは、基板を素早く削り出することを学び、半田付けを習得することだ。これらのボードをたくさん作ることで、次第に半田付けをするのが速くなってくる。 次回のレビューでは、質問事項を確認していく。でも、メインはもっと多くの人たちに出会うチャンスにしたいと思う。君たちは皆、最終課題について語り合って欲しい。今回は全員同じ課題を行うことになる。マイコンボードを作るだけだ。
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。