ISP(In-System Programing) 次のステップでは、プロセッサについて話そう。僕たちはプロセッサにプログラムをロードしなきゃならない。
●ヘッダ ここで、ちょっとボードを見てみよう。ここにヘッダが見えるだろう。このヘッダは、インサーキットプログラミングのためのものだ。 そして、君たちがやることは、プログラマをこのヘッダに接続して、プロセッサを起動させ、フラッシュメモリをプログラミングするという操作だ。 そして、これがISP(In-System Programing)だ。
●ブートローダ 加えてISPにはブートローダが搭載されている。これがArduinoのブートローダだ。 こちら はAtmel社のブートローダで、代替となるブートローダだ。 ブートローダの役割は、プログラマにとって必要なものを削除することだ。というのも、君たちがプログラマを必要とするのは、ブートローダを起動するという一回の処理だけだ。ちなみにブートローダはプログラムをロードするためのプログラムだ。だから、一度ブートローダを起動させれば、あとは君たちはただプロセッサと通信すりゃいいだけだ。 そして、そのプログラムは他のプログラムを起動させる。 そういうわけで、君たちはISPをプログラムするのに用いることもできるし、たった一度だけ使用してブートローダを用いるということもできる。
(つづく) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。