デバッグについて そういうわけで、僕たちはアーキテクチャについて多くのことを見てきた。 周辺機器、ファミリ、ベンダーなどについてね。他にもAVR、インベントリ、パッケージ、クロック数、プログラマの種類、プログラミング言語の選択などだ。 おっと、触れていなかったことがあるね。デバッグについてだ。 プログラミングを始める時、うまく動かないことがよくある。デバッグはそれを治すための方法だ。
●古典的デバッグ法 printfは古くからあるアイディアで、これはどこに文章を入れたか振り返って見ることができる。文字通りメッセージをプリントするか、光を点滅させて、プログラムのデバッグを行う助けとするんだ。
●プログラマで内部を見てみよう
もしも、君たちが先進的なプログラマを使っているのならば、プロセッサ内部の様子を実際に見ることができる。そして、プロセッサがどのように動いているのかを見ることで、何が間違っているのかを理解することができる。 ●デバッガは助けになる デバッガというものもある。君たちが熟達するにつれ、デバッガはプログラムを修正する助けとなるだろう。 ●ガーシェンフェルド教授特製ライブラリ その他にも、僕たちは通信について話をした。XMEGAファミリについても話をしたよね。 このAtmel社のリンク先には、Arduino IDEのようなものがある。Atmel社は自社製プロセッサ用に独自のライブラリを用意しているんだ。でも、僕は本当にこれは嫌いだ。巨大で愚鈍だからだ。 AVRに関しては、君たちに僕自身のルーチンのライブラリを共有しようと思う。これは、格段に軽量だ。この場合、Atmel社の自社製ライブラリはダサい。 その他にも僕たちは開発環境について話をしたよね。シングルボードやオプション、インタープリタ、そしてARMファミリについても見てきた。 (つづく)
講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。