OK。では、これらは信号を受け取る方法だ。ここで、僕たちはプロセッサからホストコンピュータに信号を送る必要がある。 通信を行うにあたり、まず最初の例を示そう。今お見せしているのは、まさにボタンの信号を読み、メッセージを送信するところだ。 通信をするために、僕たちはシリアル通信を用いる。FTDIケーブル(シリアルとUSBを変換するケーブル)を用いてね。もしくは君たち自身でケーブルを拵えても良い。 これらはシリアルからUSBに向かう。 Pythonでは pySerial がpythonとシリアルポートの通信を取り持つ。pySerialの一部である miniterm はターミナルの機能を持つ。これを用いればコマンドをタイプしてチップに送信することができるし、チップから発信されるコマンドを送り返してくれる。 加えて、 僕が用意したリンク を見てほしい。これは小規模なプログラムで、単にシリアルから受信したコマンドを表示するだけのものだ。 そして、 こちら は先ほどのものより少しだけ規模が大きいプログラムだ。 これは非常にシンプルなターミナルとして機能する。 そういうわけで、これらはシリアル通信を行うときに用いられる非常にありふれたpythonプログラムだ。もちろんminitermを用いることもできる。 (つづく) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。
Lesson. 11 入力デバイス §3. pySerialでシリアル通信しよう
ahedgehogchase