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市場は田舎にあり?

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本当にミレニアル世代が顧客なのか ミレニアル世代。2000年代に成人を迎えた世代のことを指す。かく言う僕もミレニアル世代に分類される。 この世代の特徴は、尾原和啓氏曰く、「乾けない」ことのようだ。つまり、「稼いでいい暮らしするぜ」的な価値観だけで生きているわけではないことだ。それだけじゃあ、つまらない。 それよりも上の世代が心理学者のマーティン・セリグマン氏の提唱する「幸せの5種類」の中の「達成」「快楽」に重きを置いていたのと比較して、ミレニアル世代は「没頭」「意味合い」「良好な人間関係」を重視する。そして、僕もそのような考え方の方が受け入れやすい。どうやら、僕は典型的なミレニアル世代の人間のようだ。 てことは、前回ぼくが述べた痛みについて、ミレニアル世代やそれよりも若い世代には受け入れてもらえるのではないかという希望を持つことができる。 しかし、問題は僕たちがマイノリティだと言うことだ。少子高齢化が進むこの日本においては、残念ながら若者はマイノリティなのだ。 そして、ミレニアル世代だからと言って、マイクロ資本やエネルギー・インターネットに興味があるかどうかなんて、人それぞれだから、本当は分からない。それらがが提供するものに価値を見いだされなければ、彼らに顧客になってもらえないというのが本当のところだろう。 エネルギー・インターネットだとか、マイクロ資本なんて得体の知れない概念を検証するにあたり、アーリーアダプターの存在は重要だ。エネルギー・インターネットとマイクロ資本という仮説がブラッシュアップされていくのだろう。 だから、今のところ潜在的な顧客は「ミレニアル世代のアーリーアダプター」まで絞れた。 顧客像を絞り込む そして、以前にも少し触れたが、エネルギーを供給する側の顧客は、やはりソーラーパネルを導入している人達だろう。特に、田舎で広い土地があり、そこでオフグリッド太陽光発電をしているような人達が潜在的な顧客になり得る。 ミレニアル世代で、アーリーアダプターで、オフグリッド太陽光発電をしていない人達というのが、売り手側の顧客像だ。UターンとかIターンで田舎に移住した若者というところか。もちろん、元々住んでいる若者たちも含まれるだろう。 買い手側はどうだろうか。多分、今の時点では、売り手の近所に住んでいる人達ではないと成り立たないだろう。彼らも移住者なのだろう。 大分、具体的になってきた。まだまだ仮説の段階だけれども、顧客になりそうな人たちがもしかしたらいるかも知れないという希望が見えてきた。 (つづく) 

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