家はマイクロ資本ってか資産だわな 衣食住とマイクロ資本について考えてきた。最後は「住」だ。つまり、家がテーマなんだけれども、家というものは一般的な資産に類するものだ。そして、家が建てるには土地が必要だ。少なくとも現在は。 MR(複合現実感)への投資は不動産投資だというエントリをこの前書いたのだけれども、不動産の価値を高めるテクノロジーがる一方で、土地の所有を前提としない家が今後生まれてくる可能性もある。それは、モビリティインターネットと繋がり、動き続ける「ハウルの動く城」のような家だ。そのような家があれば、家を旅に持っていく感覚で生活することが可能になるだろう。 うん。衣食住になぞらえてマイクロ資本を捉えて見たところ、僕は特段有意義な視点を得られなかった。申し訳ない。この切り口はどうやら失敗だったようだ。個人的に、あんまりワクワクしない。 それでも、AIがマイクロ資産となることは間違いないだろう。そもそも、バッテリーシェアのシステムを作り出すためには、将来的にはAIの力を絶対に用いる必要がある。 つまり、AIから何ができるかな?という発想でマイクロ資本を考えていくことが、そもそも間違っていたのだ。いや、選択肢を広げたと合う意味では、良かったのかもしれないし、そこに注力するモチベーションは僕にはないぞ、ということに気がついたのは良かった。意味ある失敗だった思う。 マイクロ資本の市場はどこか。(最初はバッテリーのシェアリングシステムの話だったけれども、エントロピーを低減させてシェアせよという指針を得た今となっては、この表現の方が好ましいだろう)他の切り口からも考えていこう。
(つづく)