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Lesson 9. 機械設計 §15. まずは受動的な機構から作ろう

今回の課題 さて、ここまで、機械設計に関する色んな項目について見てきたね。 今回の課題は、グループ課題だ。個々人の課題ではない。今回、グループで取り組んで欲しいのは、機械を設計することだ。それぞれのグループは今回お見せしたNadyaのm[MTM]キットを基にして構わない。とは言え、それにとらわれる必要もない。いずれにしても、機械設計というものをやり始めて欲しいんだ。 今回の時点で設計して欲しいのは、受動的な機構だ。そして、そのマシンについてドキュメント化するのが課題だ。それぞれのメンバーがどのように貢献したのかも書いておいてね。君たちが個人としてどんな事をやったのか書いておいて欲しいんだ。 来週は、機械のオートメーションに取り組む。今回の受動的な機械から、機械を制御してオートメーションする段階に移るんだ。 一般論として、まず人力オートメーションを試すって事は素晴らしいやり方だ。手で受動的な機構を動かして、確実に動く事を確認するんだ。そして、君たちが何をやっているのかを理解するんだ。そして、オートメーションに取り組む。 だから、今回のゴールは受動的な機構を開発することで、次回はそれを能動的な機構により自動化するんだ。つまり、二回にわたって機械を製造するプロジェクトの一連の流れを経験してもらうって訳だ。

これには、ある野心が関連している。それはこの2週間に渡るプロジェクトをFab Labのツールにしてしまおうってことだ。この課題はそのような機械のパーツについて学ぶチャンスだ。 Nadyaは何か追加で機械設計に関して言っておくことはあるかい?

無いようだね。 他に質問やコメントはないかい? ( つづく ) 講義の目次は 【和訳版】FabAcademy 2016 からご覧ください。 ※この記事は FabAcademy 2016 におけるニール・ガーシェンフェルド教授(MIT)による講義動画をもとに作成しました。正確な訳ではないので間違っていたら指摘いただけるとありがたいです。          

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