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どこでもドアを作るのは本当に必要なことなのか④

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◉答えを出せるか 3-1. 答えは出せる。あとはどの程度まで磨き上げるかだ。

 「グローバルなネットワーク上で 、協力してひとつの物理的な(モノ)を作り上げるには、遠隔地での物理的制約を軽減しなければならない。しかし、現実は制約だらけだ。」  この仮説に答えを出せるか。つまり、僕がこの仮説をどのように検証するのかを示せるかが、この仮説が「イシュー」であるかどうかを判断するための指標になるだろう。  実を言うと、僕も明確な道筋は分からない。でも、方向性は示せるのではないかと思っている。8割ぐらいの答えを出すことができるのではないだろうか。明確な根拠はない。でも、小さな仮説の検証を積み重ねれば、できることとできないことを切り分けて、その中で実用可能な解を見つけるだろう。 3-2. 実は僕たちはすでに登山口を過ぎている  現在でも、僕たちはSkypeなどのテレビ電話システムを利用して遠隔地とのコミュニケーションを取ることができる。このことはすでに述べた通りだ。でも、出来ることは非常に限られている。視覚的な情報もカメラから得るしかない。だから、よく調べて見たい対象に近づいていくことなどは出来ないし、その対象を動かしたりすることは勿論できない。  だから、第一弾としては視覚的な情報をもっと自由に得られるという形態で、情報量を増やしてやることが必要だ。例えば、移動するカメラは、定点カメラより得られる情報が大きい。テレプレゼンスロボットがその例だ。このタイプのロボットは車輪付きのロボットにポールを上側に生やしてやって頭部の部分にタブレットPCを搭載しているような出で立ちのものが多い。このレベルのものは世の中に出ている。でも、ものづくりという観点からいうと、このレベルでは不十分だろう。それでも、伝達できる情報を大きくする取り組みの第一弾となるべき取り組みだ。

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