top of page
  • ahedgehogchase

大きな成功を収めてしまったときに気をつけるべき3つのこと②

 もしも、自分がとてつもない成功をしてしまったとき、僕たちはその事実にどう対処していくべきかについて、取り上げている。前回は、過去に囚われるなという話をした。今回は、結果だけに囚われるな、という話をする。

 

2.成功だけに意味があるのではない  君が成功を収めたとき、それは必然であるように思えてくるという話はすでにした。これをハロー効果というが、もしも条件が少しでも違っていれば、君の成功は失敗で終わっていた可能性もある。その危うかった点こそが、次に成功し続けるための鍵となる。  また、失敗したとしても、あと何かが加われば劇的な成功を掴めたかもしれない。その何かが需要なのだ。それは、自分とは全く関係のない要素だったりするのかもしれない。前回、歴史は繰り返さないと言ったが、失敗したことをもう一度そのまま繰り返しただけなのに次は成功を収められたということもあるだろう。つまり、そういう場合は、アプローチが悪かったというよりも、タイミングが悪かったと考えたほうがいい。タイミング云々の話をすると、運という要素も大きく関わってくるだろう。もちろん、良いタイミングを窺って、すかさず勝機を捉えた場合だってあるだろう。いずれにしても、ある程度の場数を踏むことは必要だろう。だから、諦めないということも成功のために必要な要素の一つに違いない。また、棚ぼたはきっちり食すべし、というのが持論だ。運も実力のうち

 翻って、成功を収めてしまった場合は、単に運が良かっただけでも、自分の都合の良いように解釈してしまう。このとき、慢心してしまうと足元をすくわれかねない。そして、成功後の失敗を犯してしまったとき、その事実を認められず、負のスパイラルに陥ることもあるだろう。だから、どういう条件であれば、自分が失敗したであろうかと問うことが必要だ。そして、運に頼った部分を実力で突破するにはどのようなプロセスを踏むべきかを考えるべきなのだ。それは、過去を振り返る行為ではなく、今何をすべきかという建設的な思考を行うこととも言える。気を引き締めることが肝心なのだ。

 

※宇宙兄弟26巻でも、難波宇宙飛行士は棚ぼたを食す!もちろん、実力が備わってこその活躍だったけれども。

閲覧数:5回0件のコメント
bottom of page